会社を辞めて個人事業主として事業を始めようとしているのであれば、会社勤めとは違う様々な問題がありますので、事前にしっかりと考える必要があります。そのうちの10のポイントを挙げていますので、正しい知識を持ってしっかりと準備してから独立するようにしましょう。

スポンサーリンク

・帳簿の付け方をどうするか決めて、青色申告にする白色申告にするかを考える
・税金の申告の仕方をしっかりと学び、税理士に依頼するかどうかを決める
・自己資金を十分に準備して不必要な借金を抱えないようにする
・どこまでの範囲で経費を計上できるかを知り、帳簿の付け方や領収書の保管ルールを決めておく
・事務所の場所や代表電話をどうするかを決める
・屋号を決める
・事業用の銀行口座を開設する
・携帯電話など、普段の生活用の設備と事業用の設備を分ける
・自治体などからの助成金を受けられるかどうかをチェックする
・事業についての目標を決めて、それを達成するための戦略を決める

こうした10のポイントを独立にあたって考えて、事業を立ち上げてからのトラブルを事前に防ぐことができます。特に、帳簿の付け方や税務関連の書類の揃え方、申告の仕方などを知らずに間違った方法で行ってしまうと、重加算税が徴収されたり余計な書類手続きを強いられたりすることになるので気を付けましょう。最初にこうした税務関連の知識を得るのはとても大変ですが、後々スムーズに事業を進めていく助けになります。また、税理士や青色申告協会などの助けを得て、正確に税務処理を行うようにしましょう。とりわけ独立してから間もないころは、どのように書類を揃えたら良いか分からないことも多くなりますが、あいまいな点を残しておくのではなく、疑問点が発生したらその都度解決するようにしたらいいですよ。

また、事業を軌道に乗せるためにも、事前に事業の方向性をしっかりと決めておくようにしましょう。特に、事業のイメージを左右する屋号や事務所などを、自分の事業目標や戦略に合ったものとすることが必要ですね。そのためにも、焦って事業を始めて活動を行うのではなく、準備のための時間をある程度取ることは大事です。特に、事業内容によっては、ある程度大きな額の自己資金が必要になることもありますし、融資を受ける必要が出ることもあります。さらに、自治体からの助成金を受けられる可能性も考慮することもできますので、資金面での熟慮が必要となります。お金に関する計画がしっかりとしていれば、安定した事業を進めていけるでしょう。

スポンサーリンク