ブラック企業と呼ばれる会社にはいろいろな特徴がありますが、そのうちの一つに外国人労働者だらけの職場となっているということが挙げられます。もちろん、外国人労働者がいれば即ブラックということでは決してありませんが、安い労働者ばかりを集めて過酷な労働をさせている状況が見られる場合には注意が必要ですよ。

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質の良い仕事を求めて外国人労働者を雇っているというよりは、とにかくコストを安くするために人件費の安い外国人を使っているというケースがよく見られます。

外国人労働者ばかりが増えていく理由としては、まず日本人で働く人がいないために、仕事を求めていてどんな仕事でもやるという外国人しか集まらないというものがあります。

危険な作業であったり長時間労働になったりする過酷な労働環境しかないため、日本人からは敬遠されてしまう職場ではこうした状況が見られます。企業としては日本人よりも安い賃金で、こうした日本人が嫌がる仕事をしてくれるという受け入れメリットがあります。

もちろん、外国人は通常より安い賃金であっても働きたいと考えることも多いので、お互いにメリットがあるのであれば問題ないでしょう。

しかし、中には安くても仕事をしたいという気持ちにつけこんで、人件費を削るために最低賃金以下の給料しか出さないという悪質な企業もあるんです。また、表面上はまともな額の給料を出しているものの、寮に住まわせてかなり高い家賃や光熱費、食費などを給料から天引きすることによって、実質労働者がもらえる額が極端に少なくなるということもあります。

こうしたやり方をしているところは、法令に違反してもいいので安く酷使するという考えがありますので、日本人の労働者も同じような扱いをしている可能性が高くなります。

また、明らかに法令違反をしているブラック企業もあります。

その代表例が不法就労者を雇っているというケースですね。ビザを持っていない、もしくはビザが切れているのにも関わらず雇って過酷な仕事をさせているのです。

本来であれば仕事がないどころか強制的に祖国に帰らせることにあるという弱みにつけこんで、不当に安い給料で働かせるのが普通です。こうした企業では、倫理的に働くことはできませんし、いつ当局に知られて経営がストップするか分かりません。

このようなことが分かったら、一刻も早くその会社を辞めることを考えましょう。

自分にも火の粉が降りかかってこないとも限りませんので、自分を守るためにもこうした措置をすぐに取りましょう。

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