簡単で誰でもできる仕事、求人に応募すれば採用され、難しいスキルや知識を身につけなくてもいい。そんな仕事があればみんなやりたいですよね。でも「そんなムシのいい仕事なんてあるわけないだろう」とほとんどの人は思うはずです。でも世の中にはいろいろな職業がありますし、中には本当に簡単で誰にでもできる仕事というものもあるものなのです。わたしも前の職場がブラックで辛すぎるので「いっそのこと収入度外視で楽な仕事に転職しようか」と思っていろいろと探してみたことがあるのですが、けっこうあるんだな思いました。
まず工場勤務。いわゆるブルーカラーと呼ばれる仕事です。収入が低い仕事というイメージも強いですし、それなりのスキルが必要とのイメージもありますが、多くの仕事ではそれほど難しい仕事ではなく、初心者でも採用されやすい仕事です。同じパターンでは倉庫での軽作業もありますが、こちらはほとんどがアルバイトで正社員としての採用は少ないので職種とはいえないかもしれません。何よりも魅力的なのは人間関係のわずらわしいストレスがないことです。
それから清掃員。これもあまりいいイメージがない職種ですが、ストレスをあまり感じずに続けられる仕事です。やはり人と接する機会が少ないというのに魅力を感じますね。年末など忙しい時期がある、あちこち移動しなければならないのでちょっと面倒くさい部分もありますが、仕事そのものは簡単です。
ビルのメンテナンスも一部で人気のある仕事ですよね。ビルが正常に機能しているよう監視する仕事、というと難しいイメージもありますが実際には面倒なことはなく、監視室でモニターを見ながら問題が起こらないかチェックし、電気やボイラーなどの管理を行うことになります。実際問題としてトラブルなどはめったに起こりませんから、一日監視室に詰めておしまいというパターンが多いみたいです。難点としては夜勤が多いことくらいで残業はまずありませんし、休日も多めなのでプライベートを充実させることもできます。同じパターンではマンション・アパートの管理人なども挙げられますね。ただこちらは求人が少ないのでなかなか見つけるのが難しいのです。
意見が分かれるのが事務職です。デスクワークですが、一日時間に追われて作業をしなければならないといったケースはほとんどなく、結構自分の時間を確保しやすい職種といわれています。環境によっては日中は職場の同僚はみんな営業などで出払って人目を気にせずにのんびり過ごすことができる、なんてこともあります。ただ一方で受付業務など接客業をこなさなければならない場合もあるのでケースバイケースになりそうです。