収入と学歴は比例する、なんていいますよね?いまどき大卒は当たり前、その上でよい大学、有名大学を出ていなければ一流企業への就職などおぼつきませんし、それどころか正社員としての採用もままならない。学歴社会の問題点が指摘されているのに雇用の格差が拡大したことで、かえって学歴がますます大きくものを言うようになっているんじゃないでしょうか?

スポンサーリンク

じゃあ学歴に自信がない人はどうやって年収アップを目指せばいいのか?コツコツと働いて地道に昇進・昇給を目指していくのが一番なのか?安定しているという点ではもちろんこれが一番ですが、この方法でどれだけ高い年収を得ることができるか。採用された時点でその後の出世ルートが学歴で判断されてしまっている職場もありますし、高卒で就職できる会社ではその後の昇給の幅もそれほど期待できないという面もあります。もうちょっと大胆な手段に打って出ないと難しいでしょう。

そうなるととにかく大学に行って学歴を手に入れてから就職するのが一番、ということになるわけですが、学費と時間の問題が出てきますよね。親の経済事情で大学にいけなかったという人も多いですし、大人になってから自分のお金で大学にいくとなるとさらにハードルが高くなります。年間100万円以上の出費を4年間、その間収入が得られない状況でどうやってカバーするのか。学費だけでなく生活費も維持できなければならないわけですから、大人が無職で通い続けられるものではありません。かといって働きながら通うとなると時間の問題が出てきます。あわただしい生活を送りながら大学生活を過ごしていったい何を得ることができるのでしょうか?

こうして考えると勉強して大学に行くほうが収入アップには役立つのは確かですが、現実的ではありませんね。年齢の問題もあります。たとえば24歳で大学に入ったとして、4年後は28歳。そこで改めて就職活動といわれてもなかなか採用してくれるところは少ないでしょう。

ですから学歴に関係ない職種への転職を目指したほうがよいでしょう。たとえば4年間大学に通うくらいなら弁護士や公認会計士、税理士といった学歴に関係なく取得できる資格を目指したほうが有意義です(難易度が高いですが)。ほかには手に職をつける方法もあります。航空管制官、原子炉運転員などは学歴の関係ない職種で年収1000万円まで稼ぐことができます。

もっと現実的な手段としてはネットの副業でしょう。収入の高そうな職業に就くのではなくダブルワークで収入を増やすわけです。これなら学歴も問われませんし、本人のやる気や才覚ひとつで収入を増やすことができます。

スポンサーリンク