いい職場で長く続けるコツはなんといっても「よい会社に勤める」ことです。正直な話本人の能力とか我慢強さや適応力といったものはあまり関係ないと思います。いくら能力に優れていても、人間関係が悪くて力を発揮できない職場では長続きしないでしょうし、どれだけ我慢強い人でも連日サービス残業続きの職場で働き続けれるのは難しいでしょう。つまり転職に成功するかどうかはよい職場を見つけられるかどうかでほぼ決まるといってもよいわけです。わたし自身、肉体労働で月230時間の超長時間労働なのに固定残業手当で給料一律という恐ろしいブラック企業から抜け出した後、職業訓練校に通ったことで様々な失業者と出会い、正直いろいろな人たちのお話を聞かせてもらって私は「病気ではないか?」と思いました。他の人たちが言う「ブラックで大変だった話」を聞いてもどこが「ブラックなの?」そのくらいでやめちゃったの?って思えてしまったのです。「ほとんどの企業はブラック」という意見もあるかもしれないが、その微妙にみんな「大なり小なり違反してるんだから」、みたいな風習の闇の中に本当に真っ黒なリッチブラックな企業が存在するということです。

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前の職場で苦労していたときには「自分の我慢が足りないのかな」なんて思うこともあり、ブラック企業に洗脳されつつあったのかな、と怖くなったりもしました。

職は探しは慎重すぎるくらいで良い、ロスする時間は膨大!

ですから職探しは慎重に、できるだけ長く働き続けられるよい職場を探すことが絶対条件です。焦って再就職してもそこが問題のある職場ならまたすぐに辞めなければならなくなってしまいます。少し時間と手間をかけてでも、失業期間が長くなるリスクを負ってでも優良企業を探すべきでしょう。

とりあえずやってみるでは仕事はできません。そのとりあえずで何度失敗してきたことでしょう。しかも、転職の場合、とりあえず働き出すと、まずある程度慣れるまでの期間で3ヶ月から半年は経過するでしょう。そこで「しまった、ブラックだ」と思っても即やめることなんて大概の場合できず、「いい仕事があったらやめよう」と心にいつも転職のふた文字を抱えたまま数年3年から長くて10年、ダラダラと経過してしまう姿が目に浮かびます。

じゃあどうやって優良企業を探せばいいのかって話になりますよね?実際に勤務してみないとわからない部分もあるのですが、求人情報など外から入手できる情報でもチェックできるポイントや特徴はいくつかあります。

求人条件のブラック企業パターンを知る

まず求人が少なく応募の条件が設けられていること。つまり慢性的な人手不足に陥っているわけではなく、入社してくれるなら誰でも言いというわけではない会社です。ブラックの場合は人手不足を解消するため常時募集を出して応募条件もほとんどなしが典型的なパターンですから、この部分をチェックするだけでもかなり候補を絞り込むことができるでしょう。

それからキャリアプランが掲載されているかどうか。20代の段階でどれぐらいの収入が得られるのか、30代、40代とキャリアを重ねていくことでどんなポストに就けたり、仕事を担当させてもらうことができるのか。ブラック企業に多いのは「成果主義を導入」「能力次第ですぐに昇給できます」といった耳当たりのよい言葉を並べているパターン。厳しいノルマを課せられてクリアしないといつまでたっても昇給できない、ということが多いのです。どれだけキャリアを積んでやるべきことをやればキャリアアップができるのか、道筋を示してくれるところが優良企業です。

こうした求人情報から入手できる見つけ方のポイントを踏まえるだけでもかなりふるいわけができます。ブラック企業にだまされないためにも事前の情報収集をしっかり行っていきましょう。

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