オフィスでのあいさつは笑顔で積極的に
仕事の場であるオフィスでも、日常のあいさつは大切です。とくに朝の明るいあいさつは、周りをさわやかにしてくれますし、何より自分自身か元気になります。お互いにあいさつをしあうことで、「今日一日がんばるぞ」という気持ちになれたら最高でしょう。
どんなあいさつも自分から進んで行いたいものですが、心を込めたあいさつには笑顔があります。無表情で事務的にすることのないようにしましょう。
オフィスでの基本的なあいさつ
■仕事で外出するとき
上司には「これから行ってまいります」、同僚には「行ってきます」。戻ったら「ただいま戻りました」を忘れずに
■朝、出社するとき
1日の始まりにふさわしい明るい声で「おはようございます」
■取引先の人に会ったとき
会社を代表してあいさつする気持ちで「いつもお世話になっております」
■外出していた人が戻ったとき
上司や先輩なら「お疲れさまでした」。
同僚や後輩なら「ご苦労さま」
■終業時間に退社するとき
退社する人には「お疲れさまでした」」。自分が退社するときは「お先に失礼します」
■仕事のミスを注意されたとき
ミスは素直に認めて「申しわけありません」
■廊下・会談でのあいさつ
廊下で上司や来客に出会った場合は、片側に少し寄り、歩きながら軽い会釈をしてすれ違う
追い越すときは「お先に失礼します」と声をかけ、会釈して先を行く。
■階段で
階段を下りるとき、上ってくる上司に会ったら、階段の隅に寄って会釈しながら下りる
相手が来客や専務クラスなら、隅に寄って頭を下げたまま通り過ぎるのを待つ
ビジネスの場で若者言葉は使わない
友人同士ならどんな話し方をしてもかまいませんが、ビジネスの場では一社会人としての話し方が要求されます。上司とはなしているのに「……ガチです」「……ですもん」「……ですし」などの若者言葉を使ったのでは、いくら敬語表現が間違っていなくてもマイナスです。
言葉づかいを急に改めるのはむずかしいので、ふだんから意識して使わないようにしましょう。
上司や同僚の呼び方にもルールがある
上司を呼ぶときは、会社内なら役職名をつけて「○○課長」、社外の人に上司のことを話すときは、名字を呼び捨てにするか「課長の○○」のように言います。
仲のいい同僚を「ちゃん」づけで呼んだり、後輩の男性社員を「くん」づけで呼ぶのは感心しません。親しみを込めて呼んでいるにしても、社会人としての自覚を持って、オフィスでは同僚も後輩も名字に「さん」づけで呼びましょう。