オフィスでのあいさつは笑顔で積極的に

 仕事の場であるオフィスでも、日常のあいさつは大切です。とくに朝の明るいあいさつは、周りをさわやかにしてくれますし、何より自分自身か元気になります。お互いにあいさつをしあうことで、「今日一日がんばるぞ」という気持ちになれたら最高でしょう。

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 どんなあいさつも自分から進んで行いたいものですが、心を込めたあいさつには笑顔があります。無表情で事務的にすることのないようにしましょう。

オフィスでの基本的なあいさつ

仕事で外出するとき

 上司には「これから行ってまいります」、同僚には「行ってきます」。戻ったら「ただいま戻りました」を忘れずに

朝、出社するとき

 1日の始まりにふさわしい明るい声で「おはようございます」

取引先の人に会ったとき

 会社を代表してあいさつする気持ちで「いつもお世話になっております」

外出していた人が戻ったとき

 上司や先輩なら「お疲れさまでした」。

 同僚や後輩なら「ご苦労さま」

終業時間に退社するとき

 退社する人には「お疲れさまでした」」。自分が退社するときは「お先に失礼します」

仕事のミスを注意されたとき

 ミスは素直に認めて「申しわけありません」

廊下・会談でのあいさつ

 廊下で上司や来客に出会った場合は、片側に少し寄り、歩きながら軽い会釈をしてすれ違う

 追い越すときは「お先に失礼します」と声をかけ、会釈して先を行く。

階段で

 階段を下りるとき、上ってくる上司に会ったら、階段の隅に寄って会釈しながら下りる

 相手が来客や専務クラスなら、隅に寄って頭を下げたまま通り過ぎるのを待つ

ビジネスの場で若者言葉は使わない

友人同士ならどんな話し方をしてもかまいませんが、ビジネスの場では一社会人としての話し方が要求されます。上司とはなしているのに「……ガチです」「……ですもん」「……ですし」などの若者言葉を使ったのでは、いくら敬語表現が間違っていなくてもマイナスです。

 言葉づかいを急に改めるのはむずかしいので、ふだんから意識して使わないようにしましょう。

上司や同僚の呼び方にもルールがある

 上司を呼ぶときは、会社内なら役職名をつけて「○○課長」、社外の人に上司のことを話すときは、名字を呼び捨てにするか「課長の○○」のように言います。

 仲のいい同僚を「ちゃん」づけで呼んだり、後輩の男性社員を「くん」づけで呼ぶのは感心しません。親しみを込めて呼んでいるにしても、社会人としての自覚を持って、オフィスでは同僚も後輩も名字に「さん」づけで呼びましょう。

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