できる社員、評価される社員は効率がよいとよく言われます。グローバル化が進んでいる現代ビジネスシーンでは業務にもスピードと効率が重視されており、よい仕事を時間をかけてじっくりと取り組むよりも、需要に合わせて迅速に対応してこなせることが求められているのです。

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分業が進んでおり、ひとりのビジネスマンがひとつの仕事に対して一環して取り組む機会が少なくなっているのも効率化が進んでいる理由です。多くのスタッフが作業の工程に関わるわけですから、効率よくしっかりこなさないと全体の作業に遅れが生じてしまうわけです。それだけに効率よく求められる仕事をこなすことができる人が「できる社員」として評価されますし、作業全体の効率化を進められる人材として出世の機会も増えていくことになります。

ですから、給料をあげたい、キャリアアップをしたい場合には仕事の効率アップが欠かせません。わたしもかつてはひとつの仕事にじっくりと腰をすえて丁寧にやるというのをモットーにしていたのですが、それでは現代のビジネスシーンでは生き残れないと判断して考えを変えることにしました。

ではどうやって効率化を進めていけばいいのか?わたしもいろいろと考えました。まずはスケジュール管理。出社時間など会社の都合に合わせて働く時間を決めている方も多いと思いますが、それを改めて自分なりのスケジュール管理を組み立ててみましょう。ポイントは空白の時間を作ること。効率をアップさせるからといってスケジュールをギチギチに詰め込んでしまうとひとつ作業に遅れが生じるとドミノのように影響が連鎖して作業がどんどん遅れてしまいますし、会議や接待など急な用事が入ったときに対応できなくなってしまいます。簡単に言えばスケジュールも効率化していくわけです。

それからいい意味で人をうまく利用すること。自分でうまくできる部分はしっかりこなし、難しそうな部分は同僚を頼る。もちろんそれを得意としている同僚に頼るのがポイントです。そうすれば同僚から自分が得意な分野を手伝ってもらうよう頼まれたときに助け合うことができます。つまり自分だけでなく現場全体の効率アップも目指すということです。これこそ評価される社員になる秘訣でしょう。

以前働いていた職場がちょっとブラックのような環境だったので思い切って転職、それを機会に効率化を重視した取り組みを行うようになった結果、新しい職場で高い評価を得ることができるようになったうえ、残業も減って子供と過ごす時間を増やすこともできました。効率アップの対策はいい事ずくめだと思います。

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