ブラック企業にはブラック社員がいる
勤め先の企業はしっかりとしているものの、
職場の上司や同僚がひどいと一気に仕事環境が悪化してしまいますよね。
単に性格が悪くて態度がひどいというだけなら、人間関係の一つとして割り切ることもできますが、業務に関係して無理な要求を出してきたり、社内でのいじめを行ったりする人に当たってしまうと、仕事を続ける意欲が失われてしまいますし、精神的に大きなストレスを抱えることになってしまいます。
このようなブラック社員には十分気をつけて、適切な対応を取ることが求められます。
こういう社員には気をつける
よく見られるのが上司という立場を悪用して、パワハラを行うブラック社員です。
プロジェクトにミスがあった時に、すべての責任を部下に押し付けてきたり、無理な業務計画を立ててそれを実行するように大きな圧力をかけてきたりすることがあります。
また、勤務時間が終わってからもいろいろな仕事を割り当てて、サービス残業をするように強制するという例も見られます。
さらに、同僚などの飲み会に強制的に参加させて、アルコールを無理やり飲ませるなどの行為を働く人もいますね。
そのことについて意見を述べたり反抗したり、勤務時間以外のことについては自分で決めるという態度を取ると、仕事はこういうものだからと、我慢するのが当たり前という態度を示すなどして、強制的に部下に加わらせるということもあります。
違法だということを知っておこう
当然、こうした行為全ては違法なものですし、会社側にはっきりと伝えるべき問題です。もし会社側に繰り返し伝えても改善が一向に見えないようであれば、労働組合やユニオンなどの助けを求めるのがベストです。
上司だけでなく、同じ立場で働く同僚の中にも始末の悪い社員がいることもありますよね。仕事をさぼってその分を上手に他に人になすりつけたり、ミスを隠して他の人に責任を負わせようとしたりする人がいるかもしれません。
また、気に食わない人についての根も葉もないうわさ話を流して中傷行為を働くという社員もよくいます。
ブラック社員には関わらないほうが良い
こうしたブラック社員は、早めにその兆候を見つけてできるだけ関係を持たないようにするのがベストです。
どうしても仕事上関わることがあるのであれば、ちょっとしたことでもトラブルの元になる可能性がありますので、毎日の話し合いや業務について、細かくメモを取ったり、大事な話については録音したりするなどの措置を取るといいでしょう。
加害者の社員が何らかの訴えをしてきたとしても、こうした明白な証拠があれば、上手に対処することができますよ。