給与明細をしっかりと見てますか?

毎月もらう給与明細は、自分の頑張りとそれに対する評価を表すものですが、同時に会社のことについても分かることがあります。

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データでもらうだけでにせよ、印刷されたものが渡されるにせよ、ろくに見ることもなく放ってしまうのではなく、毎回ちゃんとチェックするようにしましょう。

そのためにも、給与明細の見方を覚えておくといいですよ。給与明細をしっかりと見ることによって、ブラック企業の傾向を見ることもできますので、ポイントをしっかりと押さえておくことが大事です。

給与明細のポイント押さえてチェックしよう

まず、給与明細は主に三つの部分に分けられています。

勤怠、支給、控除という項目です。勤怠とは、出勤日数や欠勤日数、有給休暇の日数、残業時間などを示す項目です。

そして、支給とは給料がそれぞれの目的でいくら支払われたかということを示す部分で、基本給や残業手当、家族手当、交通費などの手当てに分けられています。

そして、控除とは年金や健康保険の支払いなどによっていくら給料から差し引かれているかということや、年末調整などによっていくら還付されているかということを示しています。

いい加減な会社も多いので注意が必要

経理がいい加減な会社、もしくは社員から搾取することを考えているようなブラック企業の場合は、こうした給与明細の中身にもその傾向が出てきますので、それぞれの注意ポイントが正しく記載されているかを調べることが重要です。

特に、サービス残業をさせるようなブラック企業は残業時間をろくにカウントしませんので、実際の残業時間よりも極端に給与明細上の記載が少なくなります。

だまされないためにも、自分で毎日残業時間をメモにして残すなどしておきましょう。また、自分では申請していないのに、給与明細上では有給休暇を取得したことになっているのもおかしな企業の特徴です。

研修などの目的で勤務時間外や休日に仕事場に来させられているのに、休日出勤などがついていないという時も注意しましょう。

また、交通費などの一部手当は非課税のものもあり、所得税がかからないようになっています。

しかし、経理がいい加減な会社では、その計算が面倒だということで、他の手当てと一緒にしてしまっているケースもあります。

もらえる給料の額は同じに見えるかもしれませんが、余計に税金がかかり、トータルで見ると損をすることになりますので、こうしたことが起こっていないか注意することもポイントです。

人任せにせずに自分の給料が正確に入ってるのか確認しましょう

このように、給与明細の見方を覚えることで、いろいろなことをチェックできますので毎回しっかりと見るようにしましょう。

私が以前勤めていた会社では、転勤しても交通費が変わらないというケースがありました。ある意味少ないことに気づいた社員は即会社に言いますね。でも気づかない人も多くいました。さらには増えている人もいました。

こう言った不公平感は本当にモチベーションを下げました。

というか、本当にいい加減な経理の会社もあるので、自分の身は自分で守っていかなければなりません。

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