退職を機会に引っ越しをする人も多いでしょう。
新しい職場に通勤しやすい環境に引っ越すこともありますし、もっと家賃が安いところや生活しやすいところに引っ越すというパターンも考えられます。
典型的なブラック企業に勤めていると、県外に飛ばされていたりすることも多く、退職のタイミングで引越しが必要になるケースも少くないのではないでしょうか?
私の同僚は、ほとんど単身で県外から来ていたので、やめるタイミングで引越しは必須だったようです。
ただ引っ越すと言っても、結構なお金がかかります。
仕事をやめて収入がたたれた状況での引っ越しだったので、できるだけ出費を抑えたうえでできないかどうか、いろいろと妻と考えながら計画を立てていきたいものです。
引越しは時期によって価格帯が大幅に変わるので注意!
まず大事なのは引っ越すタイミングと業者探しですね。
当たり前のことですが、引越しが多い時期、仕事が重なる可能性の多い時期は、価格帯も跳ね上がります。
よく言われているように2~3月は繁忙期、新年度を新しい環境で迎える人たちがまとめて引っ越す時期なので業者も仕事が多くなるため価格も高くなります。
ですから引っ越すことを前提に仕事をやめるときには辞めるタイミングも考えたほうがよいかもしれません。
繁忙期は避けて比較的安くなる6~7月や12月くらいに退職するんです。
3月に比べると同じサービス内容でも万単位で価格が違っていたと思います。
それから日時。休日のほうが需要が多く価格が高くなります。仕事をやめて時間に余裕があるわけですから、平日、それも夕方以降に依頼すれば安くなりますのでお勧めです。
引越しは、相見積もりを必ずした方が良い
業者探しって面倒なので一社で済ませてしまう方が意外に多いようです。
相見積もりって信用的に嫌なイメージのある方もたくさんいらっしゃるのであくまでも私個人の意見です。
私の経験上、引越し業者は、2社以上で比較検討した方が絶対に良いです。
業者探しでは一括見積もり依頼を利用するという方法が最も簡単に複数業社に見積もり依頼を出すことができます、ネット上には複数の業者にまとめて見積もり依頼を出してくれるサービスもありますが、これはこれでたくさんの電話がかかってくるので、煩わしいのも事実です。
徹底的に安くしたいと思う方はどんどん比較して値切り倒してみるのも一つです
利用すれば移動距離や荷物の量など同じ条件のもとでどの業者が最安値を提示するかを確認することができます。また複数の見積り額を知ることで相場がどれぐらいなのかを知ることもできるでしょう。
引越しだけは、絶対に一度は値段交渉した方が良いと思う理由
日本人は料金を値切ることに「恥ずかしい」と思う人が多いようなのですが、私もこれを知ってからは、とりあえず「もう少し安くなりませんか?」となるべくいうようにしています。
実際に私の引越しの時は、最初に提示された金額の半額以下にまで下がったのですから正直、驚きと世の中なんでも人のいいなりで生きてちゃダメだ!と思い知らされました。(ブラック企業も一緒ですね)
引越し業者に依頼するときには言い値で契約してはいけないとよくいわれているようです。
値段交渉することで、うまく値切りができることもあるのです。
ポイントは相手の都合に合わせることです。たとえば「いつ依頼すれば安くしてくれますか」と聞けば仕事が少ない時期を教えてくれるでしょう。
また相場や他の業者の見積もり金額を根拠に「もっと安くできませんか」とアピールすることもできます。あまりやりすぎると嫌われてしまうので注意が必要です。
あとはあらかじめ「この金額だったらその場で契約するんだけど」とはっきり告げたうえでお互いの妥協点を探していくことでしょう。そうすることで相手も見込みのある客だと判断して交渉に応じてくれるはずです。
私の場合は、2社を比較するだけでも値段は大幅に下がった
私の経験談ですと2社で十分だと思いました。
2社か3社くらいまでに絞ってとりあえず見積もりを出してもらうとおおよそどちらかの値段の方が安いので、高い方に電話して断ろうとすると、営業マンの方は、ではいくらでどうでしょうか?と勝手に提案してくれます。「わかりました。ご検討いたします。」といってまたもう一方にお断りの電話するのですが、「だったら、○○円でどうですか?」と勝手に値引きがされていきました。
この時、私は一言も「安くしてください」などと言っておりません。
そういったやりとりを数度繰り返してネットで見ていた相場と同じくらいまでならすぐに下げてくれます。この経験から私の印象では、引越し料金に関しては、絶対に値切りを一回でもやっておかないと大損するのではないかというイメージを持ってしまいました。
捨てるもの、リサイクルが必要なものに注意!
また、私の場合、不用品の回収も一緒にやってもらいました。
ただしここでは、ちょっと注意が必要です。私の場合はトラックの空きスペースに入れば無料で持っていいってくれると言われましたが、一部リサイクル料をとられるケースがありますが、基本的にこの料金は高いと思っていた方が良いと思います。面倒ですが、不用品の回収は、不用品の回収専門を無料でやっているような業者を探した方がいいと思います。
どうしても、その場で決断となると、多少高くても、面倒なので言い値でお願いしてしまうケースに陥ってしまいがちです。
事前にしっかりとリサーチをして早い段階でオークション等で売れるものは売っておくのも節約になると思います。
荷物はできるだけ減らし、コンパクトにすることで、引越しの値段にも大きく影響がある場合もあります。ちなみにトラックの大きさや台数が切り替わるギリギリのところの見極めも価格ダウンに影響するので意識しておきましょう。
まとめ
- 引越し時期は、繁忙期を避ける
- 引越し業社はインターネットの口コミ等で探す
- 業者のスケジュール条件に合わせることで最安値を狙える
- 引越し業者は2社以上で比較検討する
- 不用品はあらかじめ無料業者に依頼しておく
以上、引越しの体験談でした。
たかが引越しですが、意外と知ってるだけ得することは多いので、少しでも役に立つことがあれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。