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さて、いよいよブラック企業からも抜け出すことができて、晴れやかな気分になりたいところですね。

しかし、辞める前にしてあった貯金は思ったより早く、すごいスピードでなくっていきます。

無職になると、働いていた時には気がつかないほど時間があり待っています。しかも今までの辛さから解放され、パーっと遊んでしまいたい!そう思う人おおいと思います。というより、せっかくの無職の期間を遊ばないのは勿体無いとも思います。

無職生活を少しでも有益な時間で過ごすためにも事前に貯蓄をしておきここまでは使う!というボーダーラインを設けておくことが大事です。

人生、一度社会に出れば仕事は切っても切り離せないものです。会社員を続けるということは、少なくとも定年退職するまでは長期休暇など余程の企業でなければもらうことはできません。

もちろん、遊ぶために辞めるのではありませんが、一生に一度の思い出作りをするというのも、有益な時間の使い方になるのではないでしょうか?

知人の男性で、退職後に世界1周旅行に行ってきたという方もいました。

そういった経験がこれからの未来にプラスの影響をもたらすのであればこの失業期間は有益だった言えるでしょう。

仕事を辞める前に一番必要なものは貯金

今働いている職場はどう考えてもブラック、今すぐにでも辞めたいという方も多いでしょう。
できるだけ早く辞めないと心身ともにパンクしてしまう、という方も。

もちろん、過酷な労働環境でパンクしかけている場合にはすぐにでも辞めるべきですが、「こんな職場、もうやめてやる!」と衝動的・感情的になって辞めるのは避けたほうが無難です。

辞めた後になっていろいろな悩みを抱えてしまうことにもなりかねません。

仕事を辞めた後の最大の問題点はなんと言ってもお金です。

ブラック企業であっても働いている限りは収入を得ることができますし、それが生計を立てる手段となっているわけですが、辞めればもちろん収入が断たれます。

再就職先を見つけるまでは貯金を食いつぶしながらなんとか生活していくわけですが、その間の精神的な不安や焦りは転職活動にも確実に影響します。

負のスパイラルへの落とし穴

次の転職先がなかなか見つからず貯金がどんどん減っていく、するとどうしても焦りが出てくることから「早く見つけなくちゃ」「ぜいたくばかり言ってられない」と思うようになり、最終的には中途半端に妥協してしまう形で転職先を決めてしまいます。

その職場に定着できればいいのですが、働いていくうちに不満を感じてすぐに辞めてしまうとまた失業状態で次の仕事先を探さなければならなくなります。その場合には前回以上に経済的に厳しい状況なので、じっくりと転職活動を行う余裕もなくまた中途半端に妥協して仕事を決めてしまい…気がつけば職場を転々としているような状況に陥ってしまいます。

また、経済的に厳しいのでアルバイトをするようになったら転職活動に割く時間が少なくなってますます再就職が遠のいていくといったパターンもあります。

こうした負のスパイラルに陥らないためにも十分な準備を整えたうえで退職に踏み切ることが大事なのです。

貯金は最低でも生活費3か月分が必要といわれていますが、辞めた後には働いていたころに比べて出費が増えることを考えるともう少しほしいところです。

また、辞めた後に転職先を探すのではなく在職中から求人探しを行い、ある程度目安がついたところで辞めるのが転職の鉄則です。

そうしないと辞めてから再就職できるまでどれぐらいの期間がかかるのかメドが断たずお金の計画も立てづらくなってしまいます。

こうした準備が整うまで耐える。

これも退職のポイントです。「納得のいく転職を実現するために備えているんだ」をモチベーションにすれば耐えることもできるでしょう。

私は、退職後に職業訓練に通いましたが、実際にここで知り合った人たちの中には、言い方は悪いですが、無計画すぎてお金で苦労している方もいました。昼食代が足らず一日中飲まず食わずで過ごすなんて人もいました。そんな辛いだけの失業期間にしないためにも、しっかりと計画を立てることをお勧めします。

職業訓練校でカップルになる人もいる

また、この期間は、大人に成ってからではなかなか味わうことのできない期間となります。職業訓練校は、全員無職の方ばかりで、しかも男女共学のためこの期間中にカップル成立という方も珍しくないようです。

当然、収入がない状態で、お付き合いが増えるので交際費を考えても、楽しい失業ライフのためには余裕を持った貯金が必要となります。

しっかりリフレッシュしたほうが帰ってやる気に満ち溢れ、次の転職もうまくいくのではないでしょうか?

 

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