「失業」を前向きに考える
会社を辞めた後には誰でも解放感を味わうものです。それと同時に、早く社会復帰しなくてはと焦ってしまったり、なかなか転職できなかったりした時のことが頭をよぎり、孤独感や絶望感などネガティブな気持ちも出てきます。
長年我慢し続けてきたブラック企業ともなればなおのこと、急激な開放感と脱力感が襲ってきますので、より前向きさを持つことが重要となります。
これまで仕事が忙しくて何もできなかった生活から解放されたことで
「あれもやりたい」
「これもやってみたい」
といろいろとイメージが膨らむものです。
もちろん、
失業すれば収入が断たれてしまいますからできるだけ早く次の職場を探す必要があるわけですが、
せっかくの失業期間、時間がたっぷりあるのを逆手に取ったうえで会社に勤めている間にはなかなかできないことをやってみるのもひとつの選択肢です。
ストレスや疲労にどっぷり浸かってしまった状態で退職に追い込まれた方も多いでしょうから、リフレッシュのために楽しんでみるのも失業期間の賢い活用方法のひとつです。
失業期間を楽しむプランを考える
そんな失業期間を充実させる方法にはどんなものがあるでしょうか?
再就職した後ではなかなかできないことを考えてみます。
長期旅行に出かける
連休を利用した2泊3日程度の国内ならともかく、
1週間以上の海外ともなると働きながらではちょっと難しいものです。
しかし失業中ならそんな心配はありません。
一生に一度の大きな旅なんかも体験できてしまいます。
わたしは30代半ばで転職したのですが、失業期間中に家族で一週間の四国旅行を楽しみました。
私の体験談は、そんなに目立って派手な旅行ではありませんが、それでも今まで会社員の時には絶対に不可能だと思っていたので、子供の夏休みを使っての旅は特別な体験になりました。
優良企業であれば、有休消化等で意外と国内旅行などは可能なのかもしれませんが、私にとっては一生に一度、ぜったいに忘れないいい思い出になったものです。
子供にとっても忘れられない経験になったと思います。
転職活動を一生懸命行うのもよいですが、せっかくの時間を利用してみるのもよいと思いませんか?
資格取得に挑戦する
これは転職活動ともかかわってくるので大事です。
職業訓練を受ければ失業保険の需給が伸びるというメリットもあります。
できれば転職に有利になる資格よりも将来のスキルアップやキャリアアップを見越したうえで役立つ資格を目指したほうがよいでしょう。
転職を機会に自分がどんなビジネスマンになりたいのかを見直すいい機会にもなります。
副業準備をして見る
私の場合は長時間勤務のブラック企業を辞めたため、次の職場は収入が少なくても家族と時間を過ごせるところにしようと決めていました。
そこで収入減を補うため副業をすることにしたのですが、ネット副業などは元手もかからず手軽にはじめることができるでお勧めです。
副業を始めたいと以前から思っていましたが、なかなか安定的に仕事として流れを作るのってまとまった時間が必要になるもので、私はこの機会にたくさんの副業を実行しました。
ジム通いで肉体改造を行う
後は忙しい仕事でガタガタになった体を立て直すためにジムに通う、なんてのもよいでしょう。
メタボ体型を引き締めたうえで転職に望めばモチベーションもアップするはずです。
これは、私が知り合った方のなかで数人が実施していました。
そのやり方についても様々あるようでより短期間で効果的な方法を検討しておく事が大事だと思います。
失業期間を充実させるために必要な事のまとめ
失業期間を充実に過ごすためには大事なのは「貯金と計画」この二つだと思います。
実際に半年経過してみた感想ですが、ある程度計画していたことは、うまくいきましたが、逆を言うとあらかじめ計画していなかったことは、ほとんどうまくいっていません。
辞める前にしっかりとプランを考えて失業期間を有効活用していきましょう。