何かいい副業がないかいろいろと探し、実際に試してみた結果たどり着いたのがLINEスタンプでした。もともとイラストなどデザイン系の仕事をしており、そっち方面で身を立てようと思っていただけにLINEイラストは非常に魅力的な選択肢に思えたんです。
デザイン系の仕事というととてもかっこいい、クリエイティブな仕事、といったイメージもあると思いますが、実際にはそんなカッコいいものではありません。実際に「かっこよくて」「クリエイティブ」な人は業界のトップクラスにいるごくごくわずかな人たち。デザイン系の仕事をしているほとんどの人はあらかじめ決められたテーマやターゲットの中で厳しい納期に迫られながら仕事に追われる日々を送っています。「こんな納期で間に合うはずがない!」と叫びだしたくなるような環境で仕事を強いられることも多く、連日徹夜、数日間家に帰れない、なんてことも珍しくありませんでした。家庭を持っていて、子供がいる人間にとってそれがどれだけ苦痛か、お分かりいただけるでしょうか。
そんなこともあって職場をやめて「もっと自由に生きよう」と決意したのですが、やっぱりせっかくこれまで培ってきたデザイン方面のスキルとか、実績を活かしたいので何かいい方法はないか…と探していたところで出会ったのがLINEスタンプだったんです。
正直これまでLINEにはまったく興味がありませんでした。しかし試しに登録して利用してみるとまあいろいろな人がいろいろな形で利用しているわで驚かされました。しかもそこではLINEスタンプがものすごい勢いで使われています。コメントの代わりに笑顔や起こった顔、悲しんだ顔などのイラストを使用していることが多く、言葉を使わなくてもコミュニケーションが成り立っていることに驚かされました。と同時に「これは売れる!」と直感したんです。
調べてみると方法もとても簡単。まず「LINE Creators Market」でクリエイター登録をします。なおその際にはまずLINEのアカウントを所有していることが大前提なので気をつけましょう。そのうえで振込先情報を入力すれば基本的な手続きは終了です。マイページを作ることができるようになり、そこに自作したスタンプを登録することができるのです。その際にはスタンプのタイトルをつける必要があるのですが、英語名か日本語名かで方法に多少違いがあるので確認しておきましょう。
方法は簡単なのですが、問題は自作のスタンプが売れるかどうか。最初はなかなか苦戦させられましたが、現在ではかなり軌道に乗りつつあります。工夫とアイデアしだいで初心者でも簡単にお金を稼げるよい副業だと思います。