今の時代、ひとつの仕事だけではなかなか十分な収入を得るのが難しいものです。かといって高収入につられて仕事を選ぶと長時間労働が常態化した環境を強いられて、プライベートも何もないような生活になってしまう…なかなか難しいところですね。かくいうわたしもそんな罠に引っかかっていたクチです。以前勤めていた会社は絵に描いたようにブラック企業、連日会社に詰めて1週間のうちに家で過ごした時間は何時間くらいだっけ?と首をかしげるような生活を送っていました。独身者ならともかく、子供がいる家庭人としてそれは問題がある、30代半ばになって人生をもう少し本気で見つめなおす必要を感じて退職に踏み切りました。

スポンサーリンク

現在では家族と過ごす時間も確保できるよい職場で働いているのですが、ちょっと収入の方が心もとないと感じ、そこでサイドビジネスで稼ぐことにしました。今の時代サイドビジネスで大成功を収めたという話をよく聞きますから、がんばれば前の職場よりも、それどころか上司よりも稼げるんじゃないか、と思ったわけです。

ただここでひとつネックがあります。副業の事実が会社にバレてしまわないかどうか。副業禁止、と明確にルールが定められているわけではないのですが、あまり歓迎されないのは事実です。ましてうまくいって上司よりも稼いだりしたのがバレてしまったら、職場の人間関係にもちょっと波風を立ててしまうでしょう。ですから何とかバレずにできる方法はないか、といろいろと考えてみたのです。

どうしてバレてしまうのか?その鍵は確定申告です。会社員は会社が本人の代わりに納税していますから確定申告の必要はありません。しかしサイドビジネスで収入を得ると、その分を納税しなければならなくなるので確定申告が必要になりますし、その事実が会社に知られてしまうわけです。

では会社にバレないで申告できる手続きのやり方はないのでしょうか?まずはサイドビジネスの年収が20万以内に抑える選択肢があります。それ以内ならそもそも申告する必要がないからです。ただ20万円程度では副業をやる面白みもありませんし、上司を上回る収入なんて無理ですよね。そんな時には申告の際にちょっとした工夫が必要です。申告書には「住民税・事業税に関する事項」という欄がありますが、そこに住民税の徴収方法を選択する部分があります。「給与から天引き」「自分で納付」の二種類がありますから、自分で納付を選べばバレる可能性がグッと低くなります。ただし6月には自分で住民税を支払うことになるので忘れないようにしましょう。わたしもこの方法でサイドビジネスをやっています。

スポンサーリンク